2022年4月17日 石山靖子
岐阜県の各務原市で古民家付き農地再生プロジェクトに参加してきました!

廃れゆく地方の耕作放棄地。
『小規模休耕地を保存する仕組みを作りたい』

全国の農家さんと繋がりを持つ
「NPO法人農楽マッチ勉強会」代表理事で、
中小企業診断士の山本文則さんは
長年、そんな想いを持っていたそうです。
同じく「農楽マッチ勉強会」理事であり、
都市からも近い、岐阜県各務原市に
古民家付きの休耕地の保全管理に悩む
大阪在住の畑主・合田福仁さんとの出会いがあり、
このプロジェクト実現に向けて動きだしました。

40年間、時が止まったこの土地を、
3月~8月の約半年で復活させて、
みんなでシェア出来る畑を運営できる仕組みを作りたい!
というチャレンジ、実証実験をする活動のキックオフイベントでした。
あえて不便な古民家の現状や雑草に覆われた農地を
まずは現地で見てみよう!との主旨で開催された本イベント。
関東・関西からも志ある素敵な方々が総勢20名超集まりました。

当日はあいにくの雨で現場に関しては視察程度で
草刈り作業等はできなかったのは残念でしたが、
もともと本家だったこちらの家は
昔は大勢の親戚が集まり
大人数での食事や会が開かれていたとのこと。
8畳の部屋が4つ、つながった解放感ある大広間。
広いダイニングキッチン。
不便さを予想して、みんなで0から考え、
ガスコンロや食材などを持ち寄り、
できる人ができることをのスタンスで食事の準備をしてくださいました。

大勢でわいわいと出会いを喜び合い、
ご縁に感謝しながら食事を楽しみ、
情報交換をする時間がたっぷりとれたことで
参加者同士のコミュニティが形成されていきました。

古民家そのものや代々のご先祖さまたちが
歓迎してくれている空気すら、感じました。
次の日は気持ちいいくらいの快晴でしたよ♪

次回は4月23日(土)に
草刈り作業で現地に集まるご予定だそうです。
農指導に地元の農家・堀口昇吾さんからのアドバイスも貰えます。
これまで全く農に触れたことのない方もご安心ください♪とのことでした。













ぜひ、下記のページから今後の情報もチェックしてみてくださいね^^
・NPO法人農楽マッチ勉強会HP
・コミュ畑さんのFacebookページ
https://www.facebook.com/commu.farm/
TFLでは、今後、全国の農家さん、空き家・空き地問題を抱える方、日本の地方創生を応援したい方と繋がっていきたいと考えています。
今後の発信も楽しみにしていてくださいね^^
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記事の執筆者
広報部 部長 兼 地方創生推進室 室長

石山 靖子(いしやま やすこ)
1987年生まれ
学習院大学卒業後、首都圏の地方銀行に新卒入社。総合職として約10年勤務した後、PRプロデューサーとして、農業関連を始めとしたオンラインフェスやイベント、インフルエンサーの書籍販売におけるPR戦略のプランニングや実行支援を担当。在り方・想い・サステナブル・わくわくを大切にしている。プライベートでは一児の母。