2022年4月1日 蓼沼康之

地方は東京や都市部に比べて

『ITが遅れている』

『DXが進まない』

こんな声を時折耳にしますが、私から見ると東京も都市部も同じく進んでいません。

むしろ、なんちゃってDXが変に進んでいる都市部より、まっさらな地方の方が本気で取り組んだらDXは進みます。

エストニアのペーパーレスや、アフリカのキャッシュレスの浸透のスピードは恐ろしく速かったです。

これは、まっさらだったから日本では考えられないスピードで浸透しました。

企業や自治体も同じで、中途半端なDX。。。例えば、

・とりあえず便利そうなSaasをいくつかいれて、どれくらい業務効率化や働く人達のエンゲージメントに寄与できているかの効果測定ができていない

・ただ紙をやめてデータ化しただけで、余計な手間が発生したり全く業務効率化に寄与できていない

・勤怠管理システムをいれたのに、EXCELにも入力するなど不可思議な作業が発生している。

こんな状況をよく目の当たりにします。

こういった企業よりは、『タイムーカードは紙で、何もデジタル化できていないからゼロからお願いしたい』という企業の方が正直速いスピードでDX化が実現できます。

つまり、何もIT化かできていない状態は、ロケットスタートが切れる最高の状態と観ることもできます。

貴方の住まう、貴方の大好きな地域のIT化は遅れていません。

むしろ、DXを履き違え、中途半端なDXを進めている先をごぼう抜きすることができます。

なにもないことは可能性の塊であると私たちは信じています。

私たちは『IT格差の架け橋』をテーマに、徹底的に寄り添い、日本のDXの在り方そのものを変える気概で当事業に取り組む所存です。

東京のすごい会社のコンサルタントを呼んだら、横文字ばっかりで何言ってるかわからなかった・・・

なんてことが私たちにはありません。

焦らず、慌てず、ゆっくり

歩むスピード・歩調を合わせ共に歩んで参りましょう。

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記事の執筆者

経営管理部 部長 兼 DXサポート室 室長

蓼沼 康之(たでぬま やすゆき)

1981年生まれ

不動産会社でIT推進責任者として、業界でいち早く顧客情報のクラウド管理やデータ分析を導入。貿易商社にて新規事業をDXの活用で成功させる。そのビッグデータ系のITコンサル企業で金融機関や大手不動産会社の支援に従事し、不動産系ビッグデータのクラウドサービスを企画しプロジェクトマネージャーとしてローンチ。

現在はDXコンサルタントとして、様々な企業のDX支援を担当。

地方創生メイン担当領域