2022年6月3日

石山

TFLの石山です。5月6日に開催させて頂いた【TFLってどんな会社なの】のウェブセミナーをブログにまとめて再度お送りさせて頂きます。

代表氣田より自己紹介と設立のあらまし

氣田

当社の事業がわかりづらいというかという部分もあるので、直接こういう機会を設けさせて頂き、ゆかりのある方にまず知ってもらいたいという思いで開催をさせていただきました。

氣田

15年ほど不動産業界に勤務させて頂いておりました。

私は不動産の売買を中心に行っていたのですが、独立直前は不動産融資に関する問題が色々ありまして・・・

その中で不動産とその金融っていう部分は切っても切り離せないなっていうところ非常に強く感じておりました。
なぜお互い背中合わせのところにいるのにうまくかみ合わないのかなっていうところが非常に強く感じ、金融にそこから興味を持ちました。

会計事務所の方に勤務をして財務の勉強をし独立。その後ご縁から金融庁の意見交換会などの活動をさせていただく時間も増えました。

不動産と金融の橋渡しをする会社っていうものが少ないなと思っており、不動産の専門知識もあり金融の知識もありっていうところの会社が少ないなと思って、そこは専門職にしようと思って、2019年に当社を設立をしました。

石山

TFLは設立当初はどのような事業を展開されていたのですか?

氣田

設立当初は、不動産を沢山保有している資産家の方のコンサルティングを中心に、特に資金調達面のサポートをしておりました。

最初のこの入り口の段階で資金調達をするってことはできますが、根本的な問題だとか、不動産事業者としての課題っていうものがいろいろ見えてきた部分もありました。

不動産会社の財務面の顧問業もお預かりする中で、これはそのプロジェクト単位で解決できることじゃないなっていうのを感じ始めました。

氣田

起業してから1年ぐらいですかね。

顧問先の不動産会社の社員さん、組織や社内中に課題がいっぱいあることを現場から汲み取りました。

事業がうまくいかないのは、資金面だけじゃないんじゃないか。。。

という中で、今度は人事の勉強や、総務だったりとか、バックオフィス等の勉強も始めながら、会社の顧問という形でプロジェクトというよりも会社がどんな方向で動いていきたいのかどういう形で成長していきたいのかっていうところの顧問もお願いしたいと声が掛かりました。

それらを一つ一つ社員さんと向き合い、サポートしていく中で『実行型経営顧問』の形が弊社の主力のビジネスモデルになりました。

メンバーより自己紹介

蓼沼

経営管理部 部長 兼 DXサポート室 室長の蓼沼(タデヌマ)です。

主に顧問先のDX推進を担当しております。

私も不動産会社の出身ですが、営業をゴリゴリやってたタイプではなく、IT推進やウェブマーケティング、HRの分野を担当していました。その後、IT企業や新規事業を経て、不動産テックの会社で金融機関や大手不動産会社向けのITコンサルタントをしていました。 

石山

広報部 部長 兼 地方創生推進室 室長 の 石山です。

TFLが2022年4月から新たにスタートした、地方創生の事業の中でも農業支援をメインに担当させて頂いております。

大学卒業後、地方銀行で個人向けの営業をしていました。その後独立してPRプロデューサーとして活動していました。

実行型経営顧問について

石山

続きまして弊社の主力事業である、実行型経営顧問についてお2人より対談をお願いしたいと思います。

蓼沼

一瞬昔話しますが、最初に氣田からホームページを回収したいとお声がけ頂いて、詳しくお話を伺ったんですね。
当初顧問業と聞きましたが、こんなに会社の中に入って実務までやってる顧問って初めて聞いて驚いたんですよ。
思わず「氣田さんの顧問業って殆ど契約管理部門のアウトソーシングじゃないですか!」と。

蓼沼

当時、一般的な顧問業に懐疑的だったこともあり、これが現場の社員が求めてる顧問業だよなぁと強く共感したことを良く覚えています。

懐疑的だった理由は、現場のことをよく知らないのにたまに来てアドバイスして何がわかるの?と生意気ながら顧問の先生に向かって思っていたことがありました。

蓼沼

氣田は社員や社長ともめちゃくちゃたくさんお話をします。
会議の出席は一般的な顧問業の顧問の方で出られる方も多いと思うんですが、会議のファシリテーションもやったり、上層部だけの会議じゃなくて社員さんの会議にも顔だしたりするんですよ。
その他にも、書類のドラフトチェックだったり、一番驚いたのは顧問先のお客様に同行していることでした。
社員教育のカリキュラムを作成して勉強会を行ったり、管理職や教育担当の代行のようなこともやっています。

石山

顧問先へ想いの強い社長ならではと納得していますが、事前の質問で頂いていた
「事業内容としてはとても魅力的ですが、TFLの収益性を考えると非効率ではないですか?」について社長からお話して頂きたいと思います。

氣田

はい。非効率です。儲かってないんで、皆さんお仕事下さいよろしくお願いします(笑)

業界とかによりますが、なかなかこう、ロジック的にこうでああでこうしてこうすれば成功するよっていうところで、わかる人もいれば、体感的に見て、こういうふうに動けばいいんだとか。いろんなタイプがいて、あとは今いろいろ多様性などの話もありますけど、どの業界でも今日正解だったものがもう明日には違うとか。。。ものすごいスピードで動いてるので、1週間に1回とか、1ヶ月に1回アドバイスしたものが、もう翌日には正解じゃなくなっているっていうケースが非常に多くてですね。

そうなったときに、本当にその組織の中に飛び込んで、社員になったつもりで動かないとなかなか会社を変えるというかですね。

組織を変える、組織を良くしていく。一緒に良くなっていくっていうことが難しいんじゃないかなっていうところが一番ですかね。

氣田

実際にやっぱりアドバイスだけだとなかなかうまくいかなくて、一瞬それで良くなってるんなくなっていくようには見えるんですが、1ヶ月後にまた訪問して状況を見ると、何も変わってないとか、結構多いですよね。

そこまで本当にやる必要があるのかって考えるとそうじゃないのかもしれないですけど、せっかくお金を出して当社顧問を頼んでくださってる先に、やっぱりできる限りのことをしなきゃって考えたときに、実行支援までサポートをするという部分が必要なのかなと思って今に至ってる形ですかね。

蓼沼

「対話」はTFLの顧問の最大の強みだと感じています。

氣田はとにかく顧問先の社長や社員の話を本当に良く聞きます。
よく聞いた上で、若手の社員さんとも本当にじっくり膝を突き合わせて対話をします。

だからなんですかね、手前味噌になっちゃいますが、顧問先の現場の社員さんからの人気が凄くある・・・顧問なのに!
でも結構厳しいことも言ったり経営者が言いにくいことを代弁したりしているわけですから、それでも煙たがられないのは、本気で一所懸命ひとりひとりと向き合っているからだと思います。

氣田

経営者の仕事は、会社を良くして売上を上げていく、そのためにどうするか、むしろ経営者はそれだけを考えればよくて、それをどう現場に落とし込んでどのようにメンバーと一緒に動いていくかっていうところはなかなかできてない会社が多いんですよ。

現場はこういうことをしたいんだけど、お金の問題がどうか。ただやりたいっていうだけじゃそれは会社はできないっていうのが現場に対する意見だし、それをどうやって売り上げに繋げていけるのかっていうのを一緒に考えようって、社長こういうことを考えてこういうふうに数字になっている。金融機関さんとの話はもう既についてるけどっていうところまで落とし込めるのが一番ベストというか、そういうな動きをしてるんしてます。

はい。なんかごめんなさいうまく説明できないですけど(笑)

続く 次回ブログでは、セミナーの後半の模様をお届けします。

TFLの地方創生サポーター募集中

セミナー登壇者

代表取締役 

氣田 浩司(けだ こうじ)

1981年生まれ

不動産事業に関わる金融業界との不正や施工不良等が大きな社会問題となり、資産運用等を通じて社会貢献できるはずの不動産事業が逆風に立たされているこの状況を解決し、金融と不動産の正常な関係性を構築することを使命として2019年TFL株式会社を設立。

2年間、事業者の外部顧問として約20社ほどの財務を中心とした課題解決に取り組む。
過去10年以上不動産に携わった経験、金融庁政策オープンラボ及び財務局主催の情報交換会などにも参加し、そこで得た金融知識でサポート。

「ともに寄り添い、ともに挑戦し続ける社会のために」当社が動き出すことこそが地域発展に繋がることを確信し、満を持して2022年4月1日4期目を迎えるタイミングで、地方創生・活性化事業を本格始動。

地方創生メイン担当領域


経営管理部 部長 兼 DXサポート室 室長

蓼沼 康之(たでぬま やすゆき)

1981年生まれ

不動産会社でIT推進責任者として、業界でいち早く顧客情報のクラウド管理やデータ分析を導入。貿易商社にて新規事業をDXの活用で成功させる。そのビッグデータ系のITコンサル企業で金融機関や大手不動産会社の支援に従事し、不動産系ビッグデータのクラウドサービスを企画しプロジェクトマネージャーとしてローンチ。

現在はDXコンサルタントとして、様々な企業のDX支援を担当。

地方創生メイン担当領域

広報部 部長 兼 地方創生推進室 室長

石山 靖子(いしやま やすこ)

1987年生まれ

学習院大学卒業後、首都圏の地方銀行に新卒入社。総合職として約10年勤務した後、PRプロデューサーとして、農業関連を始めとしたオンラインフェスやイベント、インフルエンサーの書籍販売におけるPR戦略のプランニングや実行支援を担当。在り方・想い・サステナブル・わくわくを大切にしている。プライベートでは一児の母。

地方創生メイン担当領域